2020.10.24
本年度、5月頃よりディレクションさせいただいている「ゆとり玩具Cúkor」がウッドデザイン賞2020(ライフスタイルデザイン部門・木製品分野)において受賞いたしました。
共同事業者としてモノラフィックも参加させていただき、このような賞をいただけたことは大きな喜びです。
知育要素をもたせながらも「遊んでもいい、遊ばなくてもいい」というコンセプトで片付け不要の『ゆとり玩具』という新しい発想の玩具は、子育てをする人、子どもに関わる全ての人が笑顔になることを目指し、社会問題、環境問題に取り組んでいる素晴らしい製品です。
日本が抱える森林業の問題も学ぶことができました。戦後、住宅需要や復興に向け植林されたものの、伐採・管理が間に合わず多くの森林が放置された状態です。
それに加え、昨今の木材の輸入自由化、林業への職からの離脱などにより日本の林業は衰退しています。その問題に取り組もうとしている団体はたくさんあり、そのひとつでもあるのがウッドデザイン賞の普及でもあります。
知育要素をそなえているだけで知育玩具とは違う「ゆとり玩具」。遊んでも遊ばなくてもいい。積木の代わりにしても、ペン置きや、メモを貼るのに使っても。何でもいい、何をしてもいい。そう思うだけで子育てって楽になるものです。一生懸命頑張ろうとしている事を、がんばらなくてもいいんだって思うだけで心にゆとりができて笑顔になれますよね。そんなきっかけの一つになればいいな、と思います。
今後も、モノラフィックを信じて頼っていただける全ての人たちに、微力ながら尽力して参ります。ありがとうございます。